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早期英語教育、何からはじめよう?何歳スタートがベスト?

こんにちは!パシフィック・イングリッシュです。

先日、親御さまからこんな悩みをいただきました。

「小さい時から英語に触れさせた方がいいとか、英語は早いうちから始めた方がいいのはわかってるんだけど、何歳からどう始めたらいいのかわからない…」

英語はこれからの時代、避けて通れない。だからこそ「英語は早いうちから始めた方がいい」と認識していらっしゃる親御さまは多いかと思います。同時に「何歳から?」とか「何からはじめたらいいの?」と、英語の重要性は認識しつつも、具体的に何をどうはじめたらいいのか、イマイチ自信がない…という方も少なくないのではないでしょうか。

今日は、そんな早期英語教育についてのお話です。

◆何歳スタートがベスト?

答えは、「早ければ早い方がいい」です。

生まれたばかりの赤ちゃんは、環境さえ与えられれば、どんな言語でも、何カ国語でも習得できる能力があると言われています。実際、世界にはバイリンガルやトライリンガル、マルチリンガルの方がいらっしゃいますよね。

生まれてから、赤ちゃんは親や家族、周りの話す母語を聞き、その言語に必要な言語能力(発音やイントネーションを聞き分ける能力など)を脳内で発達させながら育っていきます。そして不必要な能力はというと、発達させず退化していくと言われています。

例えば、日本語での「おばちゃん」と「おばあちゃん」、「美容院」と「病院」、「雲」と「蜘蛛」という言葉。日本人にとっては聞き分けるのが簡単ですが、日本語脳を持たない外国人にとっては同じ音に聞こえたり、聞き分けるのがとても難しかったりします。

英語でも同じことが言えます。「L」と「R」は全く違う音ですが、英語脳を持たない日本人にとっては「light」と「right」の聞き分けがとても難しく感じてしまいます。「v」と「b」の違いについても同じです。「Berry」と「very」は、とても似た音に聞こえますよね。

つまり、言語能力の土台が築かれる乳幼児期からネイティブの発音をたくさん聞くことが、英語脳を作る第一歩となるのです。

◆何からはじめよう?

では、一体何からはじめたらいいのでしょう?

多くの赤ちゃんは、だいたい1歳過ぎから単語を話しはじめます。生まれてから1歳の言葉を発するまで、赤ちゃんは1年で8760時間もの日本語のシャワーを浴びます。1日の半分を寝て過ごすと考えても、4380時間、日本語に触れて過ごすわけですよね。

よく英語を習得するのには「3000時間必要、いや10000時間だ」なんて話を耳にします。個人的に「◯◯◯◯時間必要」とハッキリ定義をするのは難しいのではないかと思っています。

大切なのは、なるべくたくさんの時間、その言語のシャワーを浴びせること。そしてその言語シャワーも「子どもの年齢に合った内容」であることが重要です。つまり「たくさん英語を聞かせればいいんだ!」とCNNのニュースをずっと流していても、あまり効果はありません。乳幼児の脳に合った内容ーお歌や絵本の読み聞かせ、子どもに対して大人が話しかけるような声かけを聞いた時に、子どもの脳ははじめて言語の刺激を受けるのです。

そして、一般的に10歳前後になると「言語習得能力」が極端に落ちると言われています。「英語に触れさせるのはなるべく早いうちから。遅くても小学校入学前までにスタートをきる」と、10歳になるまでの数年間、驚くべきスピードで言語を習得していくことが期待されます。

◆オススメの英語童謡

日本語でもお馴染み童謡だと、親御さまにとっても手軽に聞いたり、あるいは一緒に歌ってあげられやすいのではないでしょうか。

きらきら星(Twinkle, twinkle, little star)

いとまきまき(Wind the bobbin up)

しあわせなら手をたたこう (If you are happy and you know it)

ロンドン橋 (London bridge)

これらは日本でもお馴染みの童謡なので、親御さまも聞き覚えのあるものだと思います。            他には、
Incy Wincy spider                                                Old McDonald

こちらも馴染みのあるメロディーなので、英語で取り入れやすいですよ!                  YouTubeや音楽ストリーミングサービスで気軽にアクセスできるので、ぜひお子さまに聴かせてあげてみてください。

◆早期英語教育のまとめ

まずはなるべく早い時期から、ネイティブの話す英語を聞くこと。

耳で、英語という言語に親しむことが第一ステップです。

幼稚園の年中〜小学校入学ぐらいになると、文字を覚える、フォニックスを覚える、といった学習ができるぐらい理解力ができているかと思います。

文字を覚えたり、フォニックスの学習が完了していると、あとはブラッシュアップ。より多くの英語の本を読んで語彙数を増やしたり、英語のテレビ番組を見たり、外国人の方と実際にコミュニケーションして表現力や読解力、コミュニケーション能力を磨いていくことができるようになります。

そして、何よりも大切なのが「お子さんが楽しんで英語に親しむこと」!楽しむことなくして、英語習得の近道はありません。

無理強いしすぎず、お子さまと一緒に楽しむ気持ちで、英語を生活に取り入れてみてくださいね。

著者:みっちー

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